自己紹介

香房ほのはは、天然香料のみを使用した
手づくりのお香ブランドです。

作者は学生時代から筝曲や能楽に親しみ、
大学では日本文学を専攻し日本文化に親しんできました。

学生時代から、気づいたら日本文化が大好きで
自分の生きる軸の中に日本文化が根付いていたのです。

社会人になり、日本文化に触れる時間が減り、
自分のあり方について見直すようになりました。

社会の中にいる自分の存在が、何にでもないような気がして、
単調な毎日がどんどん灰色に変わってゆく気がしました。

何か日本文化に携わる中で、何か自分を表現するものはないだろうか?

そんな中で出会ったのが「香司」という存在でした。
香司とは香料の選定から調合、成形、乾燥、仕上げまで、お香作りの全ての工程を担い
お香を作るいわば職人を指します。

日本古来からある香り作りを通じて、自分自身を表現したい、
そんな思いから香司への道を歩み始めました。

香りを調合していく中で、天然の香りを知るようになり、
世の中のお香の多くが合成香料であることにも気づきました。

天然の本来ある香りにふれる度に自分の心が「ありのまま」に
戻っていく感覚を感じ、それ以来天然香料のみのお香を制作するようになったのです。

現代の忙しい日常の中で、
お香の香りが“心の居場所”となるように――
集中を整える《澄(すみ)》と、安らぎを誘う《凪(なぎ)》を中心に、
静けさとやすらぎの時間をお届けしています。